多くの投資家から資金を集めてまとまった大きな資金とし、運用の専門家がその資金で株式や債券に投資して運用をする商品です。
主に証券会社や銀行などの「販売会社」、資産管理を専門とする「信託銀行」、商品の設定や運用の指図をする「運用会社」の3つの専門機関で成り立つ金融商品となります。
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動しますので、投資信託の購入後に投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。つまり、投資信託は「元本」が保証されている金融商品ではありません。この点は銀行の預金などと違うところですので注意が必要です。
投資信託には、国内外の株式に投資をする「株式投資信託」や、投資先が公社債に限られている「公社債投資信託」、不動産に投資をする「REIT」などがあります。また、株式と同様に証券取引所の取引時間内に売買を行なうことができる「ETF」も投資信託の一種となります。